この度はCentOS6.5にApache2をインストールします。考えてみればチュートリアル作ったことなかった。
インストールする
# yum -y install httpd
yumです。Apacheは特に最新のものじゃないと駄目とかあんまりないので、そのOSに依存したデフォルトのリポジトリからとってくればそれでよし。たいていのCentOSはこの時点ですでにApacheがデフォルトの設定になっているので、起動して確認してみるともう見れます。OSが設定しているホストで確認してみてください。デフォルトの設定画面が表示されればOK。

# service httpd start
ユーザーの作成とDocumentRoot
Webサイトを作成する際にはそのWebサーバーを扱うユーザーが必要です。デフォルトのrootでもいいんですが使い勝手が悪いので私はたいていWebサイト用にユーザーを作成してそのユーザーでDocumentRootをこしらえます。今回もその設定で。- user: sampleuser
- pass: 123456
- home path: /home/sampleuser
- DocumentRoot: /home/sampleuser/www
- url: http://www.example.com/ (http://localhost/)
- IP: 123.456.789.xxx
httpd.confの設定
設定ファイルを開いて編集してゆきます。が、自身のない人は必ずcp -p ./httpd.conf ./httpd.conf.defしてデフォルトのhttpd.confをバックアップしておく。# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
[136行目辺り] 正しいIPとポート設定
#Listen 12.34.56.78:80
↓
Listen 123.456.789.xxx:80
[277行目辺り] ホスト名にしているドメインとかを設定(ドメインがなかったらIPでも可)
#ServerName www.example.com:80
↓
ServerName www.example.com:80
[293行目辺り] ドキュメントルートの設定
DocumentRoot “/var/www/html”
↓
DocumentRoot “/home/sampleuser/www”
すべての設定が終わったら、
# service httpd restart
これで起動に失敗したら、Apache2エラー集を参照のこと。無事ドキュメントルートに上げたファイルがWEBブラウザーごしに見えたら設定完了。
自動起動の設定とか
# chkconfig httpd on
以下のコマンドで確認して2,3,4,5がonになっていたらOK。
# chkconfig httpd –list
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
たいていの場合はPHPなんかもデフォルトでインストールされていたりするのでApache自体の最低限の設定はこれでだけでOKです。Perl使うとかオプションがどうしたとか.htaccessのOverRideの権限がどうしたとか細かい設定はこの後いろいろできます。